「鬼速PDCA」を読んでみた。PDCAのやり方を学んだ。
職場でPDCAを回せとよく言われる。
PDCAという言葉は、新卒入社時の研修で習ったし、いろいろな記事でよく見かける言葉である。
しかし、具体的にどうやるかがわからなかったので、「鬼速PDCA」を手に取った。
著者の富田さん曰く、
PODCAこそ最強のビジネススキルである。
PDCAは個別スキルの取得を加速させるためのベースである。
PDCAを回すことにはメリットがある。
- 前に進むのが楽しくなる。
- 壁にぶつかり、それを乗り越えることにより、自信が湧く。
本書で紹介されている各フェーズの手順は以下の通り。
計画
- ゴールを定量化する。(KGIの設定)
- 現状とのギャップを洗い出す。
- ギャップを埋める課題を考える。
- 課題をインパクト(効果)、時間(工数)、気軽さ(心理的障壁の低さ等)を考慮し、優先度づけして3つに絞る。
- 各課題をKPI(サブゴール)化する。
- KPIを達成する解決案を考える。
- 解決案を優先度づけする。
実行
- 解決案をDOに変換する。
- DOに優先順位をつけ、やることを絞る。
- DOを定量化する。(KDIの設定)
- DOをTODO(DOを実行する際に迷わないレベルまで分解する。)に落とし込む。
- TODOの進捗確認をしながら実行に移す。
検証
- KGIの達成率を確認する。
- KPIの達成率を確認する。
- KDIの達成率を確認する。
- できなかった要因を突き止める。
- できた要因を突き止める。
調整
- 検証結果を踏まえた調整案を考える。
- 調整案に優先順位をつけ、やることを絞る。
- 次のサイクルにつなげる。
率直な感想は、「なんだかやることが多くて面倒くさそうだな。おそらく、真面目にやっても続かないだろう。」である。
しかし、この本を読んでPDCAサイクルを回すことの重要さを学んだ。
この本で紹介されている手順を参考に、自分なりにPDCAサイクルを回していこうと思った。